自分の結婚披露宴での挨拶の失敗

タイムマシンがあってやり直せるとしたら何をやり直したいかといわれれば、自分の結婚披露宴の挨拶をやりなおしたいです。
色々と準備もしましたが、結構な失敗をしました。
映像にも残ってますし、未だに嫁やら家族やら親類やら友人やらにネタにされ、そのたびにいらっときています。
準備は、ネットで検索などしたり、本を読んで調べたり、ということをしました。
ネットには、「夫はあえて紙に書いたりせず、その場で思ったことを言います、といって話ました。
けっこうよかったです」とか「普通に紙に書いて話せば良いと思います」などなど。
色々な意見が書いてありました。
そんな中、私が「まあ、これかな」と思い、準備を始めたのは、「参加者全員、一人ひとりに対し、一言コメントを言う」というものでした。
非常に骨が折れる作業でしたが、参加者の一覧と座席表を見ながら、順番に一言一言紙に書いて行きました。
社長、今日はわざわざ来ていただいてありがとうございます。
部長、今の私があるのはあなたのおかげです。
友よ、俺はこんなに立派になったぞ。
父よ母よありがとう、のような感じです。
書く作業そのものは、なんというか、自分のそれまでの人生を振り返っているような気になって、悪くない気持ちでした。
が、読んでみると、長いのです。
読み始めてから読み終わるまでに、みんな飽きてしまうくらい長いのです。
これはまずい、でも他に案もない・・・という中、披露宴までの時間はあっという間に過ぎ去って行きました。
結局、これという決定打を持てないまま、披露宴本番に臨んでしまったのでした。
結婚披露宴の道すがら、挨拶についてひたすら考えました。
ネットでまた検索したり、本で調べたり。
最終的に、私が決定した方針は、「夫あえて紙に書いたりせず、その場で思ったことを言います、といって話しました。
」に近いものでした。
具体的には、定型文(本日はお忙しいなかお越し頂き・・・のような)はある程度考えておき、合間にちょこっとエピソードを挟む、のような感じで、その場のノリで話す、というものです。
私の父親は小さい会社を営んでいるので、挨拶などはお手の物です。
よりによってこの時も、申し分のない挨拶をやってのけ、列席の皆さんから惜しみない拍手を頂いたのでした。
それはまあ、喜ばしいことです。
が、最後の最後に挨拶をする新郎からするとそれはもう、プレッシャーでしかありません。
で、私の番になりました。
「本日は、大変お忙しい中、また遠いところ、遠いところ、ほんとに遠いところ、お越し頂きましてありがとうございました。
」みたいな感じで、少々ウケを狙ってはなしました。
幸いそこではウケました。
その後、頭が真っ白になり、総崩れ。
何を言おうとしてたかわからなくなり、途中で黙ってしまって、列席の方から「がんばれー」等と声援を送られてしまう始末。
後に映像で確認しましたが、本当に目線がキョロキョロしており、滑舌も悪く、話のキレもなく、非常に恥ずかしいものでした。
幸い両家の関係者とも、特にそれを非難することなく、「面白かった」「お前らしかった」「キャラ通り」といったコメントを貰えましたが、妻からは評判が非常に悪く、結婚から8年経った今でもネタにされたりします。
非常に心苦しい瞬間です。

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