結婚披露宴のデメリットは費用が高いことだと思います

私が結婚をした昭和58年当時は、世の中の景気が今と比べてとても良い時代でしたので、結婚式や披露宴にお金をかける人達が多かったように思います。
結婚式場では、今思えば笑ってしまうような披露宴のプランを提案してくれました。
例えば新郎新婦がゴンドラで降りてくるとか、新婦が時代劇の籠に乗って登場するとかです。
もちろんオプションですので追加費用もかかります。
私たちは丁重にオプションを辞退して、ごくごく普通の披露宴を挙げました。
そもそも披露宴をあげることそのものが、私としては気疲れしてしまい、出来れば避けたいくらいの気持ちでおりました。
ですが披露宴をあげることは新郎新婦のためだけでなく両家の両親の為でもあります。
親類縁者の前で息子、娘が晴れて結婚することをお披露目するのは、無事にここまで育てて今日晴れて夫婦になります。
これからの若い二人をどうぞ宜しくという気持ちを込めたお披露目の場でもあるわけです。
両親のことを考えたら披露宴をしないなどとは言い出せませんでした。
私の場合は別として、多くの花嫁さんは一生に一度の晴れの舞台です。
何と言っても結婚式の主役は新婦ですので、純白のドレスや白無垢などで好きな男性と指輪を交換し、末長く幸せになることを誓う結婚式を心待ちにしない訳がありません。
結婚式を挙げて初めて夫婦の自覚が芽生えてくるとも言えるでしょう。
結婚式や披露宴を挙げることのメリットは、両家の両親を安心させる、親類縁者への紹介が出来る、新郎新婦の夫婦としての自覚が芽生える等が挙げられるでしょう。
では、披露宴を挙げることのデメリットは何でしょう。
私の経験上、これは私の性格から来る特殊なことでもありますが、まず新婦はクタクタにくたびれます。
白無垢を着せていただく時の苦しさと言ったらありません。
三々九度の時にはきつく締められた帯で腕が上がらず苦労しました。
また、鬘で髪が蒸れてしまい、結婚式の後しばらくは頭皮が剥けて大変でした。
個人的な結婚披露宴のデメリットは上記のようなことですが、一般的に言えるデメリットは「費用の高さ」だと思います。
ある結婚披露宴のサイトで、「盛大に披露宴を挙げても元が取れない」という文章を読んで不思議な感じがしました。
意味するところは、結婚披露宴に招待をする人数一人当たりにかかる金額というのがありますが、この金額以下のご祝儀しか頂けない場合を元が取れないと考えるのでしょうか。
結婚式に招待するのは、今までお世話になった方に結婚の祝いの席にきていただくわけですから、元を取るというのは違っているように思います。
確かに、招待された側としては、新郎新婦の負担にならないようにご祝儀の金額を考えるのが普通だとは思いますが、それをあてにして披露宴をすることは違うなと思うのです。
元が取れない、という意見が多く聞かれるということは、やはり結婚披露宴には莫大な費用がかかるということでしょう。
であれば、結婚披露宴のデメリットはやはり「費用が高い」ことが一番なのだと思います。
新婚家庭には、新居にかかる費用が必要です。
これからの毎日の生活に必要なものを少しずつ揃えなければいけません。
もし赤ちゃんが出来れば、赤ちゃんのためのお金だって必要です。
大切なのは披露宴よりもその後の生活なのではないでしょうか。
結婚披露宴とは何のために行うセレモニーなのか、自分たちにとって大切なのは何なのかを良く考えると、披露宴にかける費用もおのずと計算できるような気がします。
見栄を張らずに出来ることを精一杯やることが、これからの夫婦生活を長続きさせるのではないでしょうか。
どんな披露宴にしようかと2人で考える時間から、夫婦の時間が始まるように思います。

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