結婚披露宴でのブーケトスあれこれ

結婚式のブーケトスといえば、花嫁の投げるブーケを受け取った人は、花嫁の幸せを受け継いで、次に花嫁になれるというジンクスが有名です。
なので、若い女性たちがこぞってブーケをゲットできるポジションを争い、次の幸せをつかみ取ろうと頑張る姿をよく見かけます。
それはさながらリバウンドボールを取ろうとするバスケットの選手の様。
私のように体が小さく運動神経も皆無のものには、ブーケゲットはなかなかハードルが高いものでした。
しかし、私が21歳の時に出席した友人の披露宴で行われたのは、私のような人も楽しめる素敵なブーケ争奪戦でした。
そこで行われたのは、花嫁がブーケを投げるブーケトスではなく、花嫁の持っているブーケから独身女性分のリボンをたらし、リボンを引っ張ったとき、持っているリボンがほどけないでブーケにつながっていた人がブーケをゲットできるという『ブーケプルズ』でした。
まず、独身女性が名前を呼ばれて登壇します。
これはちょっと恥ずかしかったですが…。
次に順番にブーケの前に束ねられたリボンの一端を選んで持ちます。
そして合図とともに一斉にみんなで自分の持っているリボンを引っ張るのです。
見事にブーケとつながっているリボンの一端を持っていた人がブーケをゲットすることになります。
これなら体の大きい小さいも関係ないし、運動神経のよさも関係ありません。
残念ながら私はこのブーケをゲットすることはできませんでしたが、とても楽しくブーケ争奪戦に参加することが出来ました。
今まで体験したことのない体験だったので、とても強く記憶に残っています。
素敵な体験でした。
それから数年後。
人様の結婚式でブーケをゲットすることはついぞできませんでしたが、私も結婚が決まりました。
結婚披露宴の準備をしていて、披露宴のプランナーさんにブーケトスはするかどうかと聞かれ、どうしようか迷いました。
普通のブーケトスもしてみたいし、友人の結婚式のときに体験したブーケプルズも素敵だったな…などと考えを巡らせてみたんですが、よくよく考えていて、はっと気付きました。
私の結婚披露宴に参加してくれる友人はほぼ既婚者だったんです。
ブーケトスは独身女性対象のイメージがあります。
これではブーケトスしてもだれもブーケを貰ってくれません。
残念ですが諦めるしかないかなと思ったとき、プランナーさんが提案してくれたんです。
「ダンナ様がされてみてはどうですか。
」斬新過ぎて言われている意味がわかりませんでした。
プランナーさんがおっしゃるには、私の友人は既婚者ばかりですが、主人の友人は独身の方ばかりなので、主人が私の代わりに男性版・ブーケトスをしたら余興としても盛り上がるのではないかということでした。
確かに余興としては面白いと思い、披露宴でやることにしました。
披露宴当日、主人は男性なのでブーケは持ちませんが、私のブーケを投げられると私が困るので、主人はブーケではなくブーケを模してリボンをつけたブロッコリーを投げてもらうことにしました。
その名も『幸せおすそわけのブロッコリートス』。
男性ばかり20名ほどがブロッコリーを奪い合ったブロッコリートスは、思った以上に盛り上がって、やってよかったなと思いました。

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