結婚披露宴をドタキャンした友達

私の友達でとてもルーズな人がいます。
頭文字をとってMとします。
高校時代は毎日遅刻していました。
気分じゃないから、と誘いを断られた友人もいました。
でもそういう奴なんだ、と一歩引いて付き合ってみると案外面白い人だったので、卒業後も今日まで友人づきあいをしています。
そのMの友人であり、私の親友でもある人が結婚することになりました。
授かり婚ではなかったので結婚式と結婚披露宴もきちんと行われるとのことでした。
その結婚披露宴にMも来るというのです。
Mは世間一般的な常識が通用しない人物なので、ご祝儀にお金がないからと言って千円くらいを包んでくるのではないだろうかとか、白いドレスを着てきて大ヒンシュクを買うのではないだろうかなど色々想像しました。
どれも身の毛もよだつような最悪のシチュエーションなのですが、Mはそれ以前の事をしでかしたのです。
Mは高校時代の友人同士なので私の隣に名札が置いてありました。
ですが待てど暮らせど来ないのです。
心配になり私は電話をしました。
するとMは電話に出てこう言うのです。
「インフルエンザで高熱が出ているから行けない。
」それを親友にはちゃんと言ったんだよね、と確認すると「言ってない。
」と言うのです。
これには私もぶっ飛びました。
結婚披露宴をドタキャンする人なんて聞いたことがなかったからです。
まさかとは思っていたけれど、奴ならやりかねないと思いました。
インフルエンザは仕方ないと思いますが、せめて私からの電話で言うのではなく、自分から電話で連絡しろよと思いました。
さすがの私も何のフォローも出来なかったです。
親友は「今日M来てないけどどうしたの。
」と私に聞いてきたので、熱があって来れないらしいと言いました。
さすがの親友も苦笑いでした。
結婚披露宴に出られないと一人につきキャンセル料が取られると聞いたことがあるような気がします。
ドタキャンは本当に最低な行為です。
普通欠席するのであれば、電報を打つのが筋です。
それなのに、電報もなければ今日の今日までまだご祝儀もあげてないというのはどういうことでしょうか。
いくらルーズなやつでも限度があります。
私も子供が産まれ、親になったのもあり、人のそういう常識がないところが気になる年になってきたせいなのか、Mがルーズすぎるのか、今後の付き合い方も考えなければなりません。
最近そういった単なる遊ぶ約束と冠婚葬祭などの重要な催しとの違いを分かっていない若者が増えているような気がします。
私はそういった事も学校などできちんと学べたらいいのになと大人になってから感じています。
そういった空気を全く読まないMからも感じますし、冠婚葬祭のマナーを改めて調べていくうちにそう感じました。
もちろん私も細かいマナーやしきたりなどは分かっていない部分もあると思うのでもっと成熟した大人からは、なっていない若者、というふうに映っていると思います。
他人のふり見て我がふり直せとはよく言ったもので、Mみたいになりたくない、なってはいけないんだと感じる事で自分の成長を実感すると共に、身を引き締めていかなければならないなと感じました。
マナーやモラルは自分で身に付けなければならないので、教えて身につくのならば、Mに教えてあげたいと思いました。

▲ページトップへ