新郎と新婦が率先した結婚披露宴でのゲーム

私と妻が結婚したのは1997年7月13日(土)。
妻の誕生日の一日前だった。
結婚披露宴というのは言うまでもなく、新郎新婦が主役です。
けれど、これまでに出席した友人、知人の結構披露宴では、新郎新婦がかしこまって座っているだけ。
確かに主役には違いないけれどなんだかつまらない。
私たちふたりの披露宴はもっと新郎新婦が前面に出た、エンタテイメントなものにしようと妻が言い出した。
そうだね、一生に一度(たぶん)の宴なのだから。
ところが、自由なスタイルでの披露宴を売りにしている会場でも多くが、なかなか本当に自由にはさせてくれません。
無茶な要求はしていないはずなのに、いくつかで渋い顔をされた(ホテルやレストラン中心)後、ようやく巡り会えたのがリーガロイヤル系列の小さなホテル。
ここは本当に「自由にやってください」というスタンスであるばかりでなく、担当の方から「だったらこんなことも面白いかも」と提案までしてくださる。
例えば、お色直しの後、新婦が唄いながら入場。
それを新郎が高砂席で迎え、唄い返す。
新郎新婦がまさに主役のやりたい放題。
そんなイベントのひとつとしてゲームも採り入れた。
出席者からふたりにかかわるクイズを出題してもらい、新郎新婦のそれぞれがフィリップに答を記入。
その答が合っていたら正解、というもの。
私と妻のそれぞれが出席者の中から3名を選び、事前にクイズを考えてくれるように依頼しました。
クイズは当日になるまでわからず、私たちは結構披露宴の席で、ガチでクイズに取り組むことになります。
事前にクイズを知っていたうえで、全問正解、ふたりはお似合いだね、なんて姑息なことはやりません。
そして当日。
いよいよクイズゲームタイムとなりました。
司会の方が流暢に出題担当の友人、知人を指名していきます。
出題されたクイズとは、「新婦は新郎の小遣いをいくらにするつもりか」や「初めてデートした場所は」というある意味定番のものから、「新婦が新郎の中でいちばん好きな場所は」といった身体の部位を訊ねる異色なものも。
「新郎が好きな食べ物は」という、あきらかにイージーな出題では私の食いしん坊がたたり、ふたりの答が微妙に食い違ったりしましたが、そこは司会の方が熟練の技に助けられ、晴れて全問正解、ふたりはお似合いのカップルだね、と会場はなかなかに盛り上がりました。
出題が被ることを少し心配していましたが、そういったこともなく。
あるいは、被ったのかもしれませんが機転を利かせて別のクイズを考え直してくれたのかもしれない友人、知人に感謝でした。
そんな風に、いろいろな余興を盛り込んだので、私たちの結構披露宴は一般的なものよりもかなり長時間に渡りました。
考えてみれば、私たちが自由にすることを渋った会場の担当の方は、時間がかかりそうなことを予見しておられたのかもしれません。
披露宴を挙げた会場はその日、土曜日にもかかわらず他の披露宴予定がなく、一日使っても大丈夫な状態でした。
けれど、べつに会場自体がみすぼらしいわけでもなく、料理はリーガロイヤルホテルが担当していておいしい。
ある意味、ラッキーが重なってハッピーな結婚披露宴ができたのかなと思います。
司会の方にも型にはまった披露宴じゃなくて、進行するのが楽しかったとおっしゃっていただけました。
披露宴を楽しくできたのが理由なのかどうかわかりませんが、とりあえず私と妻は、今も変わらず仲良く暮らしています。

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