結婚披露宴での女性のドレスコード

知人や親族から結婚披露宴に招待されたとき、女性であればまず気になるのが当日の服装でしょう。
あくまでも主役は新郎新婦ですが、ドレスを着る機会が限られている日本では、お姫様気分のおこぼれにあずかれる貴重なチャンスです。
自分へのご褒美も兼ねてドレス選びをしたいと思ってもいいのではないでしょうか。
しかし冠婚葬祭には、独特のしきたりがつきものです。
結婚披露宴参列者の服装に関しても、例外ではありません。
気に入って買った高価なドレスが、実は結婚式にふさわしくなくて無駄になってしまったなどということがないように、事前に入念に基礎知識を仕入れておく必要があります。
今では便利になったもので、ネット上のマナーサイトなどで調べれば、ドレス選びのタブーなどを簡単に知ることができます。
制約はかなり多く、代表的なものを簡単に挙げると、柄もの・バイカラー・白系・ファー・膝上丈・綿素材・ブーツやつま先のあいた靴はマナー違反というのが、どのサイトを見ても一般常識とされています。
質問サイトでも時折、披露宴出席のため用意した服装が非常識にあたるかどうかというトピックスを見かけます。
一般の回答者の方々の書き込みは、大抵の場合非常にシビアで、「おしゃれをしに行く場所だと勘違いしてはいけない」「少しでもマナーから外れていると、皆から後ろ指を指され、招待してくれた側に恥をかかせる」といったものが大半です。
しかし実際に何度か出席してみると、どうも現実は「絶対に破ってはいけないマナー」であるはずの勉強してきた知識と、少々異なっていることが多いようです。
私自身は友人の立場で出席することがほとんどだったのですが、オフシーズンである冬の挙式が意外と多く、ドレスの上に白のファーボレロを羽織っている参列者を毎回複数見かけました。
中には新婦の姪たち(小学校高学年くらい)が、リングガールでもないのにまっ白いドレス+ファーボレロという服装で出席していたこともあり、内心「子供と言っても、これってNGの塊じゃないのかしら」と驚きましたが、新郎新婦の親族及び周囲の反応は至って普通でした。
逆に、全くマナー違反ではないはずなのに、なぜか非常に場違いに浮いて見えてしまったのが、友人席に振袖姿で座っていた女性です。
親族の方々が黒の紋付、それ以外はスーツかドレスといった洋装だったので、和装=正装した親族という印象の会場の中、華やかな振袖は「まあ素敵ね」とは思われず、「ちょっと変わった人なのかな」と声をかけにくい雰囲気になってしまっていました。
どうやら振袖は、成人式と卒業式で「卒業」しておいた方が無難なようです。
また、黒のパンツスーツで参列した、小学校教諭をしている元先輩の女性も、華やかな周囲の中で、ある意味異彩を放っていました。
スーツスタイルは、一見無難に見えますが、野暮ったくならないよう、なおかつビジネスライクに見えすぎないよう小物やヘアスタイル、メイクなど総合的に手をかけなければならない高等技のようです。
よほどセンスに自信がある方以外は、挑戦されないことをお勧めします。
ちなみに友人に、紺地に細かい銀のドット柄の入ったワンピースと、ファーティぺットを合わせてきた子がいましたが、これも不自然とは思われなかったようです。
柄は駄目と言われますが、柄自体を前面に押し出したデザインでなければ、そこまで気にしなくても大丈夫なことの方が多いようです。

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