仲人、媒酌人について

かつての婚礼において仲人は婚約から結婚までを取り仕切ったり、両家の間をとりもつという役割があり、お見合い結婚が多かった時代では欠かせない存在でした。
しかし、最近ではお見合い結婚が減少し、婚約から結婚までの取り仕切りは本人同士で行うことがほとんどです。

このため、現在の仲人の役割は当日の形だけのものになってしまうことが多いようです。
このように仲人の必要性少なくなってきた今では、仲人を立てる人は1割にも満たず、仲人自体を立てない人も増えてきています。

仲人を立てるか立てないかについては、その土地のしきたりや両家の両親の考え方などにもよるので、本人同士の話し合いだけではなく、両家の両親の考え方も聞いた上で、家族で相談して決めるのが良いでしょう。

仲人と媒酌人は同じように考えている人も多いと思いますが、実際は少し違います。
仲人は、婚約から結婚式を迎えるまでを取り仕切り、両家の間を取り持つ存在で、これから先も見届ける人のことを指します。

これに対し、媒酌人は結婚式当日に立ち会い、二人の結婚を列席者に報告すると共に、結婚式の初めから終わりまで見届けるというのが仕事です。
最近では仲人も当日の形だけのものになっている場合が多いので、仲人が媒酌人を兼ねることがほとんどです。

では、仲人や媒酌人を立てる場合はどのような人を選べば良いのでしょう。
基本的に仲人、媒酌人はふたりを良く知る目上の人や、よくお世話になっている人が良いとされ、会社の上司や学生時代の恩師などに依頼するケースが多いです。
また、新郎新婦の両親がお世話になっている人に依頼する場合もありますが、結婚後も親しくできて信頼できる目上の人にお願いするのが良いでしょう。
いずれにしても、地位の高い人に無理に依頼するよりも、二人のことをよく知ってくれている目上の人にお願いするのが一番理想的だと言えます。

また、最近は仲人、媒酌人といった人は立てず、立会人という形で親友などにお願いするケースも増えています。
しきたりや形式にとらわれないスタイルの人前式の結婚式などでは立会人を依頼して自分たちの結婚を見守ってもらうという形が多いようです。

仲人や媒酌人を立てるか立てないかは本人と両家の考えで決定し、もし依頼することになった場合は最低でも式の3ヶ月前までには済ませておくのがマナーです。
ちなみにこちらでは、結婚式との違いについて、詳しい解説が記載されています。

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